メールマガジンバックナンバー

2012年7月27日配信

013号
┏┏┏┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏┏┏  社団法人京都府介護支援専門員会
┏┏    ★ メールマガジン ★
┏    2012/7 ★ 013号 ★
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
○ このメールは社団法人京都府介護支援専門員会会員の皆様で、
当会にメールアドレスのご報告・メールマガジン配信のご希望をいただいている方にお送りしています。
○ [MSゴシック]等の等幅フォントに設定のうえご覧ください。
○ 携帯電話でこのメールマガジンを受信されている方は全ての情報を表示しない、または、リンク先の情報を入手することが出来ない可能性があります。
できるだけ、パーソナルコンピュータで受信されることをおすすめします。
○ 当メールマガジンへのご意見・ご感想をお待ちしています。
  info@kyotocm.jp までぜひお寄せください!

□■ 2012年7月27日 配信 013号 □■
CONTENTS―――――――――――――――――――――――
_/_/_/職場における労働環境と有給消化について、リフレッシュしてますか?
_/_/_/新着情報
介護、医療、福祉関連のニューストピックスです
_/_/_/ブロックからのお知らせ
_/_/_/事務局からのお知らせ
_/_/_/ひとこと

■職場における労働環境と有給消化について、
               リフレッシュしてますか?■--------------------

介護保険施設のように常時50人以上の従業員(訪問介護員等)を有する職場では、衛生管理者を選任し、衛生委員会を設置する必要があります(労働安全衛生法第12条、同第13条)。また、常時10人以上50人未満の従業員を有する職場においても、衛生推進者を選任する必要があります(労働安全衛生法第12条の2)。居宅介護支援事業所でも、大所帯となれば後者に該当する事業所もあるかと思いますし、所属する小規模多機能型やグループホーム等の地域密着型施設においても、ここにあたると思います。

居宅介護支援において考えると、職場の上司・同僚、利用者そしてその家族等、人間関係の複雑な環境の中で、ストレスの蓄積しやすい環境にあります。一人で相談業務を行なうことが多い等のため、このストレスが精神的な疲労となり、健康を阻害することにもつながります。ですし、10名に満たない事業所においてもケアマネ同士が気軽に相談できるような体制を整備することが必要になります。
皆さんの事業所では何か取り組みをされていますでしょうか?
日々が忙しくて健康診断も受けられてない・・・なんてことがないようにして下さい。

さて、働くものの権利として有給休暇がありますが、みなさん消化はできています?
平成23年度のデーターでは平均取得日数は年8.6回、消化率48.1%だそうです。医療分野はもとより介護分野については全然休めていない・・・有給休暇が取れる状況 じゃない・・・というのが現実のような気がしますが、私の回りだけでしょうか?

近年は厚生労働省などが率先して、「もっと休め!」と有給取得の旗を振っています。介護・福祉サービス第三者評価では「有給消化率はどのぐらいです?」なんてことも質問されたりします。一般企業は有給消化率の調査を行い、また部下の消化率が低い部署の管理職は評価が下がるということも出てきているとか・・・。

介護支援専門員(ケアマネジャー)の資質向上と今後のあり方に関する検討会では、休みをもくに取らず懸命に相談援助に奮闘している姿を果たして見てくれているのでしょうか・・・。

話しは反れましたが、言えることは、よりよい相談援助が行なえるためにも「がむしゃらに働くだけが能ではない」という意識を自分にも事業所にも持たせること。自分自身リフレッシュさせ、事業所においては、賃金だけでなく、休暇や楽しみ、教育研修の充実など、「働きやすさ」等を考えていかないといけません。
先日、就職フェアーに参加する機会がありました。数多くの施設が参加されていましたが、その中でも相談者が長蛇の列になっているブースがいくつかありました。人気がある理由は、このあたりの意識が高い事業所・法人なのかもしれません。
(編集委員 松本恵生)

ケアマネジャーのリフレッシュに関してはとても深刻な問題と思います。皆様は「安心して相談できる環境にいますか?」「悩みやモヤモヤした気分を家にお持ち帰りしていませんか?」「毎日過剰に疲れていませんか?」「プライベートの時間に仕事していませんか?」
ケアマネジャーは未に離職率が高いと言われます。この様な事からも絶対に改善が必要です。研修の機会に、講師の同志社大学のK先生も言われましたが「関わり続ける事」は大切と思います。ケアマネジャーは知識だけでなく経験やキャリアや人脈等々の関わり続けることで、やり続けることで構築される事も大切なスキルです。
話がそれましたが、だからこそのリフレッシュですが、施設や事業所で取り組んでいかなければいけない事(職場環境やルールの構築)と個人で取り組んでいかなければいけない事(気持ちの切り替えや自分自身のスケジュール管理をしっかり行なう、自分をマネジメントする等)どちらも必要と思います。
利用者様や家族様の悩みを受け入れるには自分にゆとりがないと良い支援も良い笑顔も出来ないと思います。
(編集委員 西村 篤)

「有給消化」については耳が痛い話題です。ケアマネジャーになってから、公休も消化が出来ていない状況が今でも続いています。先日、土・日・月曜日を利用して、兵庫県の「但馬ドーム」にソフトボールの観戦に行ってきました。又、週に1回はテニスを楽しんでいます。有給までとは行きませんが、スケジュールをある程度コントロールできるのが、ケアマネジャーの「特権」と今まで考えてきました。こんな私の姿を後輩達に見てもらうことで休みを取得しやすい環境づくりと思っています。あと、「ノー残業デイ」も週に1回は設定していますよ。
(編集委員 上村靖彦)

ケアマネジャーの業務のうち、特に利用者のケアマネジメントプロセスに掛る部分については、例え同じ職場であっても人に代わって貰う訳にはいかないという特徴を持っています。言い換えればたくさん休めばたくさん仕事がたまるという宿命にある訳です。こう言った背景によってケアマネジャーには「休めない」と言うよりも「休むことを躊躇する」と言った心理的抑制が掛ってしまっていることは少なからずあるでしょう。また、このような心理状態での休暇は、心身共のリフレッシュに繋がらないという実情もあります。これを克服するためには介護支援専門員は自分の休み(=自分の業務スケジュール)を上手くコントロ-ル出来なくてはいけません。「ゆっくり」休むためには「しっかり」準備しておくと言うことでしょうか?私が知る限り、バーンアウトしていくケアマネジャーにはこのコントロールが苦手な人が多いようにも感じています。きちんとリフレッシュするためには、日頃よりの自分自身の積極的なスケジュール管理を身につけることが必要。これもこの仕事を続けていくための「能力」と言うところでしょうか。
(常任理事 松本善則)

■新着情報■---------------------------------
公益社団法人 京都府介護支援専門員会ホームページ更新のお知らせ
http://kyotocm.jp/
2012/06/23以降の更新状況
2012/06/28
 【お知らせ】計画停電グループ検索システムについて
 【厚生労働省通知】介護保険最新情報Vol.291・292発出
2012/07/02
 平成24年度主任フォローアップ研修を開催致します
2012/07/09
 【厚生労働省通知】介護保険最新情報Vol.293発出
 【ブロック活動】「平成24年度第2回中部ブロック会議録」について
2012/07/13
 【重要】電力需給ひっ迫警報及び非常用電源の取扱いについて
  8/28主任介護支援専門員フォローアップ研修の受講申込受付を終了いたしました
  平成24年度京都府介護支援専門員専門研修・実務経験者更新研修
 【専門研修<課程Ⅱ>】を開催いたします
2012/07/20
 【京都市】地域における見守り活動促進事業の開始について
2012/07/25
 【ブロック活動】「平成24年度 中部ブロック研修会」のご案内

※平成24年度介護保険サービス 自主点検表について
京都市情報館 監査指導課ホームページよりアップ
http://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000125318.html

■ブロックからのお知らせ■------------------------------------------

◆京都市北ブロックより研修会のお知らせ

9/8(土)に研修会が企画されました。
テーマ「介護報酬改定・・・現場の意見を聴きましょう」(案)

退院退所加算・実態調査の報告・病院から退院CMに求める事・日頃の退院調整・入院から退院に向けてのCMとのかかわり・在宅復帰率導入後の取り組み等、医師・MSW・包括・老健等で退院援助に関わる立場の方々がシンポジストとして発表の予定。
日時:9月8日(土)13:30から
場所:京都教育文化センター 京都市左京区聖護院川原町4-13
会費:会員500円 非会員3,000円 

■事務局からのお知らせ■------------------------------------------

1.【研修】8/28主任フォローアップ研修 申し込み締め切りのお知らせ

 標記研修につきまして、定員を超える多くの方からお申込みを頂戴し、
 受講申込受付を締め切らせていただく運びとなりました。
 たくさんのお申込ありがとうございました。

2.【研修】更新研修<専門過程Ⅱ>要綱発送しました

 標記研修につきまして、要綱の発送手配が完了しました。
 府下事業所様宛にお送りしておりますので、ご確認をお願いします。
 なお、本要綱は当会のホームページからもダウンロードできます。

 ↓↓ダウンロードはこちらから↓↓
 http://www.kyotocm.jp/studyinfo/

3.【HP更新】ホームページバナーの変更について

 当会のホームページに、下記のバナーを新設いたしました。
 (※ホームページはこちら ⇒⇒ http://kyotocm.jp/

 ① 主任介護支援専門員ハンドブック<通販>
  ホームページから、通信販売の申込用紙をダウンロードが可能になりました。
  ぜひご活用ください。
 ② 主任介護支援専門員ハンドブック 情報ページ
  標記書籍P.245に掲載の「入院時情報提供用紙」がダウンロードできます。
  パスワードは書籍の奥付ページに記載されています。
 ③ 京都府介護支援専門員研究大会
  12/8(土)に、標記研究大会が開催されます。発表の申し込み締め切りは8/20   (月)です。ご応募お待ちしております。

■ひとこと■------------------------------------------

当会HPにてメルマガのバックナンバーが見れることになりました。2011年2月にスタートし内容はともかく?編集委員のメンバーで試行錯誤しながら毎月配信し今回、013号となりました(涙・・・)。今後もタイムリーな情報と、時には「ほっ」とできる記事を目指し頑張ります。
(編集委員 松本恵生)

「研修に行くときの服装」で悩むことってないですか??
7月のある日、大学の講師として「地域包括支援センターとは」の内容で講義をしてきたのですが、学生さんの服装に目のやり場を困るほどの驚きを感じました。また、介護支援専門員の更新研修等ファシリテーターで参加させて頂くときも、学生さんまでとはいきませんがやや同様な驚きを受講生さんに感じることもあります。講師の時は「スーツ&ネクタイ」とフォーマルな姿で行くように努めていますが、研修を受ける時にはよく悩みます。最近では研修はもちろん、業務中でも「カジュアルビズ」と言われるスタイルです。さすがに「Gパン&Tシャツ」では講師や利用者さんに失礼かなと思っています。
皆さんはどうですか?
(編集委員 上村靖彦)

▼ △▼△▼△▼△▼△▼・発行人・▼△▼△▼△▼△▼△▼
社団法人 京都府介護支援専門員会・編集委員会
〒604-0874
京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
京都府立総合社会福祉会館(ハートピア京都)7階
TEL :075-254-3970
FAX :075-254-3971
MAIL:info@kyotocm.jp
▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
公益社団法人 京都府介護支援専門員会 〒604-0874 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375 京都府立総合社会福祉会館(ハートピア京都)7階 TEL:075-254-3970 / FAX:075-254-3971