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┏┏┏ 社団法人京都府介護支援専門員会
┏┏ ★ メールマガジン ★
┏ 2012/6 ★ 012号 ★
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□■2012年6月22日配信 012号□■
CONTENTS―――――――――――――――――――――――
_/_/_/ごあいさつ
_/_/_/介護支援専門員の資質向上と今後のあり方に関する検討会
_/_/_/介護・福祉サービス第三者評価事業について
_/_/_/介護保険返戻地域活性化事業について
編集委員からのコメント
_/_/_/新着情報
介護、医療、福祉関連のニューストピックスです
_/_/_/事務局からのお知らせ
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■ごあいさつ■------------------------------------------
メールマガジンは月1回の配信を行っております。
現在メールマガジンを配信・ご愛読していただいている方が669件になりました。
毎月増加傾向で心よりお礼を申し上げます。
毎月配信させていただくことによって、メルマガの存在が会員様に認知されたのではと推測しています。
今後もタイムリーな話題を取り上げ、皆様のご意見を反映しながら内容をより充実させて、ご愛読者が益々増えて頂ければと思いますので是非、ご意見ご希望、感想を
info@kyotocm.jp
までお願いします。
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■介護支援専門員の資質向上と今後のあり方に関する検討会(第3回)H24.5.31
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日本介護支援専門員協会の木村会長によるプレゼンテーションと、介護支援専門員数が1人居宅介護支援事業所の状況について議論されました。詳しくは
http://www.jcma.or.jp/news/association/3_15.htmlをご覧下さい。
介護保険制度が始まり、居宅・特別養護老人ホーム・老人保健施設のケアマネジャーと経験し、現在は地域包括支援センターで勤務をしています。木村会長の資料にもありましたが、「生活相談員、支援相談員はケアマネジャー資格を有すること」には経験上賛成です。特に老人保健施設でケアマネジャーと兼務で従事していた時を思い出すと資格の必要性は感じます。退所の調整(試行的退所も含めて)の際には、ケアマネジメントプロセスの展開と理解がかなり重要と思われます(個人的には在宅経験のあるケアマネジャーが要件に入っても良いのではとも思います)。最近では、特別養護老人ホームを退所して小規模多機能型居宅介護支援事業所への引継ぎも耳にしたことがあります。「施設と居宅のケアマネジャーは業務が違います!!」と施設ケアマネジャーからよく話しを伺います。この違いを感じていることからも見直しが必要ですし、研修体制の整備も必要だと強く感じています。
(編集委員 上村靖彦)
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■【介護・福祉サービス第三者評価事業】について
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京都府の第三者評価事業について、当会も評価機関として活動することとなったようです。
今回、この事業について取り上げたいと思います。
久しぶりに第三者評価事業のHPをチェックしましたら、リニューアルされており、とても見やすく、検索しやすくなっていました。皆様も一度チェックしてみて下さい。
京都 介護・福祉サービス第三者評価
http://kyoto-hyoka.jp/ちなみに平成24年度は介護・福祉サービス第三者評価の募集〆切は6月末日迄となっています。※期日以降も受付も可能のようです。
過去、義務であった国の介護サービス情報の公表制度は、マニュアルの有・無が問われ、内容とメリットを考えると調査料は当時は負担に感じられましたが、これにより、事業所内で各種マニュアルが揃い、計画書関係が見直され、低い次元ですが全体の事業所の質が底上げされたのは事実であり、その意味では意義があったと感じています。
京都府介護・福祉サービス第三者評価においては、介護サービス分野で、この3年間で毎年150件強の事業所が受診しています。
費用は【居宅介護支援・訪問系・福祉用具】9万円・【通所・入所系サービス】12万。
介護保険施設を除き、第三者評価を受診した事業所については、実施指導が6年に1回(通常3年に1回が目安とされています)となり猶予が与えられる仕組みになっていますので、このことが受診を促す一つの要因にはなっているのかもしれませんが、純粋に、『サービスの質を向上させたい』という目的で受診される事業所も多くなっているのだろうと感じています。私が思うに、第三者評価を受診している事業所は、少なくとも適正な運営がされており、意識が高い事業所(信頼できる事業所)であると思っています。
課題としては、我々ケアマネが、この事業をそんなに意識しているわけではない。
受診の結果をチェックしているわけではないし、『受診されていますよ!!』と利用者側に事業所の選択を促す際に伝えているわけでもない。
以前にも、提案したことがありますが、京都市の介護保険エリアマップの情報で、【受診・未受診】がもっと明確にわかるように差別化してもらったら、どうでしょう?例えば、受診していないところはポイントをさげたり、枠を狭くしたり・・・今の受診マークでは目立ちません。
当会も評価機関の一員となっている点について、受診先から、評価者によって判断基準が異なり戸惑う・・・という声も聴きますので、評価者の皆さんは大変だろうと思いますが、この点を踏まえ調査に当たって頂けけるよう期待します。何より、居宅介護支援部門からの受診については、『やはりケアマネ会が一番!!』といわれるようになってもらいたいですね。
また、それに関連することですが、地域密着型サービスは従来から外部評価の受診が義務付けられています(こちらは基本毎年受診)。施設側からすると毎年、受診する必要があるの?と言いたくなるのではないでしょうか?グループホーム等は閉ざされた施設だから?では、毎年受診させることで、施設の虐待の報道がなくなったか?・・・
また、評価機関は京都府では2カ所しか認めていない・・・。どんどん地域密着型は増えてくるのに、評価機関が2カ所に限定されていることに疑問を感じます。調査内容に大きな違いがないのであれば、第三者評価の受診をすれば、外部評価を受けたこととして認めても良いのではないか?と感じますし、そもそも、評価機関はもう少し複数であるべきです。様々な機関・人・視点が事業所に入ることがそもそも、外部評価・第三者評価を受ける意義につながると思うのですが・・・。
(編集委員 松本恵生)
外部評価として、当事業所では、ISO9001:2008(QMS)を取得しております。事業所間での内部監査や更新のための監査を受診することで、品質を維持・向上を目的に、PDCAサイクルの展開を実施しております。外部評価を受診することで、事業所内では気付かない指導・指摘があり有効性があると実感しています。
第三者評価事業も同じ必要性と感じています。(余談ですが、「ケアプラン」をISOの規格要求事項である設計・開発と捉え、ケアマネ個人が作成した「ケアプラン」を事業所内で確認後、利用者に交付するシステムとしています。内容の確認はもちろんで、誤字脱字や作成日の確認もでき、個人ではなく事業所として「ケアプラン」の交付が出来ていると感じています)
(編集委員 上村靖彦)
ちなみに文中にもありましたように、昨年11月より当会も京都府介護・福祉サービス第三者評価における評価機関となりました。概要、PRは以下の通りです。ケアマネジャー視点での専門性を持った評価が出来ればと考えています。
概要:
代表者名/上原 春男
認定年月日/平成23年11月1日
評価可能事業所(施設)/介護保険サービス事業所全般
評価調査者人数/5人
所在地/〒604-0874
京都市中京区竹屋町通烏丸東入ル清水町375
京都府立総合福祉会館(ハートピア京都)7F
Tel:075-254-3970
Fax:075-254-3971
HomePage:
http://kyotocm.jp/
連絡先(Email)/
info@kyotocm.jp
事務局受付時間/9時~17時
事務局閉室日/土・日曜日、国民の休日及び8月14日~16日、12月29日~1月4日
PR:
公益社団法人 京都府介護支援専門員会は、京都府下に在籍若しくは在住している介護支援専門員(ケアマネジャー)の職能団体です。介護保険制度の理念である高齢者の自立支援及び尊厳の保持を基軸としたケアマネジメントを追求し、更新研修や独自企画の研修を通して府下の介護支援専門員の資質向上に努めています。またその結果、適切なケアマネジメントが実施されることで介護保険利用者としての府民の利益に貢献しています。
このような理念の延長で第三者評価事業の参画団体として参加し、平成23年度より評価機関としても参加することとなりました。
評価者のメンバーを、経験豊かな現役の介護支援専門員を中心とすることで、現場及び制度を熟知し、経験と知識に基づく高い専門性を発揮し、その専門性に立脚した個別のアドバイスや様々な情報提供を心掛けていきます。
当評価機関が目指すのは、単に評価を行うだけでなく、受診された事業所の更なる質の向上とそこで働く介護支援専門員の資質向上であり、さらにはその利用者の利益に繋がることを願っています。
(常任理事 松本善則)
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■【介護保険返戻地域活性化事業】について
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平成24年度から京都府が実施する「介護保険返戻地域活性化事業」の概要について
当該事業は、介護サービスを利用していない90歳以上の高齢者に、3万円+プレミアム分の商品券を交付するというもので、7月には、京都府から対象候補者に対して、申請書類が発送される予定です。
【申請書類を送付する方(対象候補者)】
本年度90歳以上となる府内市町村の介護保険加入者で、本年1月1日から起算して過去10年間、介護保険サービスを利用されていない方(ただし、介護保険料の滞納者は除く。)
【送付時期】
平成24年7月初旬
【申請方法】
京都府から送付する交付申請書類により、7月31日(火)までに、同封の返信用封筒により京都府高齢者支援課あてに申し込み
【交付決定について】
申請のあった方について、長期入院(※)の状況を審査の上、9月中旬(老人週間中:9月15~21日)に決定する予定。
【交付対象高齢者の要件】
① 4/1時点で府内市町村の介護保険加入者であること
② 4/1~3/31までの間に満90歳を迎えること(初年度は90歳以上全て)
③ 1/1から過去10年間に介護保険サービスの利用実績がないこと
(介護保険の利用はないが医療療養病床等の長期入院者※を除く)
※ 4/1から過去1年間で、全日入院した月が3ヶ月以上連続する者
④ 4/1時点で府内市町村において介護保険料の滞納がないこと
京都府によると上記の条件に該当する対象者は約9,500人とのことで、もちろん日々の努力で介護を必要としない方や介護が必要としない様に心掛けておられる方に対して賞賛の意味もこめて良い事業ではないかと思います。このような取り組みで個々が健康管理のモチベーションを上げて頂く事は健全な取り組みになると考えます。
今後は90歳という年齢制限の要件緩和等の微調整やマイナーチェンジは今後の課題になってくるのでしょうか。しかしながら「返金」というメリット以外にも元気で暮すための目標の取り組みや自立支援の観点からも今後も継続して期待したい事業ですね。
(編集委員 西村篤)
■新着情報■---------------------------------
公益社団法人 京都府介護支援専門員会ホームページ更新のお知らせ
http://kyotocm.jp/
2012/05/26以降の更新状況
2012/05/29
ホームページを広く府民の皆様にもご覧いただける内容にさせていただくこと
としました
2012/05/30
「平成24年度第1回中部ブロック会議録」について
2012/06/01
【講演会】「摂食・嚥下を考える会」第3回講演会のご案内
2012/06/05
【厚生労働省通知】介護保険最新情報Vol.287・288発出
2012/06/11
【厚生労働省通知】介護保険最新情報Vol.289・290発出
2012/06/11
「平成24年度第1回京都市北ブロック委員会議事録」について
2012/06/21
平成24年度主任介護支援専門員研修事前課題書式はこちらからダウンロードし
てください。
平成24年報酬改定にあたりQ&Aが発出されました
■事務局からのお知らせ■---------------------
◆ 第10回総会が開催されました
平成24年6月16日京都テルサ(京都市南区)にて、社団法人京都府介護支援専門員会 第10回総会が開催され、全ての議案が可決されました。代議員の皆様、ご質問をいただきました会員の皆様におかれましては、ご多忙な中貴重なご意見・お時間をいただきありがとうございました。
◆【開催決定】平成24年度 京都府主任介護支援専門員研修 夏期日程について標記研修の夏期日程につきまして、開催が決定しました。
受講の可否につきましては、事務局より申込をされた皆様へお知らせを発送しましたので、ご確認をお願いします。
◆ 介護支援専門員更新研修 [専門過程Ⅱ] について
標記研修の要綱発送は7月中旬を予定しています。
例年とスケジュールが異なりますが、何卒ご了承下さい。
◆ 会員情報の変更について
引越・ご結婚、事業所異動等によりご登録の情報に変更が生じた場合、「住所・氏名・勤務先等の異動届」のご提出をお願いします。郵便物の不達等、会員サービスのお届けができなくなる場合がございますので、お手続きをよろしくお願いします。
書式ダウンロードはこちらから
http://kyotocm.jp/member1/secretar/index.html▼△▼△▼△▼△▼△▼・発行人・▼△▼△▼△▼△▼△▼
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