214号 2024/07

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公益社団法人 京都府介護支援専門員会
★ メールマガジン ★
□■2024年7月26日配信 通算214号■□
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CONTENTS

_/_/_/健康づくりのための睡眠ガイド2023

_/_/_/研修冊子について

_/_/_/研修のご案内

_/_/_/当会ホームページについて

_/_/_/ひとこと

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■健康づくりのための睡眠ガイド2023■

厚生労働省から、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」が公開されています。このガイドには、睡眠に関する推奨事項や参考情報がまとめられています。皆様の睡眠や生活の質の向上に役立つことを願い、今回はこのガイドの内容をご紹介します。

睡眠は、どの年代においても不可欠な休養活動です。睡眠不足は、日常生活において多岐にわたる悪影響を及ぼします。十分な睡眠を確保することで、心身の健康を保持し、生活の質を向上させることが可能です。良い睡眠とは、睡眠の量(睡眠時間)と質(睡眠休養感)が確保されている状態を指します。

成人版の推奨事項では、「適正な睡眠時間には個人差があるが、6時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保する」と記載されています。睡眠時間が極端に短いと、各種疾患の発症リスクが高まり、死亡リスクも高まるとされています。科学的な知見に基づくと、成人においては、およそ6〜8時間が適正な睡眠時間と考えられます。そのため、1日の睡眠時間が少なくとも6時間以上確保できるように努めることが推奨されています。睡眠は、1日の活動で蓄積した疲労やストレスを回復させる重要な役割を果たします。そのため、睡眠休養感(睡眠で休養がとれている感覚)を向上させることも重要です。

次に、高齢者版の内容についてです。推奨事項として、「長い床上時間は健康リスクとなるため、床上時間が8時間以上にならないことを目安に、必要な睡眠時間を確保する。長い昼寝は夜間の良眠を妨げるため、日中の長時間の昼寝は避け、活動的に過ごす」と記載されています。成人では、短時間睡眠(睡眠不足)による健康への悪影響が注目されてきましたが、高齢者においては、むしろ長時間睡眠による健康リスク(死亡リスク)の方がより強く表れるとされています。長時間の睡眠(9時間以上)がアルツハイマー病の発症リスクを増加させることが報告されています。

そして、睡眠に関する参考情報の項では、「日中にできるだけ日光を浴びると、体内時計が調節されて入眠しやすくなる。就寝前の入浴が速やかな入眠をもたらす」と報告されています。

運動、食事等の生活習慣と睡眠についてのポイントでは、「適度な運動習慣を身につけることは、良質な睡眠の確保に役立つ。しっかりと朝食を摂り、就寝直前の夜食を控えると、体内時計が調整され、睡眠・覚醒リズムが整う」となっています。「日中に摂取した食塩の過剰分は睡眠中に排泄されるため、夜間の排尿回数が増えます。日ごろから減塩を心がけることで、夜間頻尿が軽減し、夜中に目覚める頻度が減少する」とのことです。

また、睡眠と嗜好品についてのポイントでは、「カフェインの摂取量は1日400mg(コーヒーを700cc程度)を超えると、夜に眠りにくくなる可能性がある。カフェインの夕方以降の摂取は、夜間の睡眠に影響しやすい。晩酌での深酒や、眠るためにお酒を飲むこと(寝酒)は、睡眠の質を悪化させる可能性がある。喫煙(紙巻きたばこ、加熱式たばこ等のニコチンを含むもの)は、睡眠の質を悪化させる可能性がある」と紹介されています。

「健康づくりのための睡眠ガイド2023」から、睡眠の質を向上させるためのポイントを抜粋してみました。睡眠の質を向上させたい方や、睡眠に関する知識を深めたい方は、ぜひ一読されることをお勧めします。睡眠の質が向上すれば、日々の業務の質も向上すると思います。

(広報委員 河東 大樹)

 

■研修冊子について■

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例年、4月に年間の介護支援専門員更新研修や当会の企画研修などをまとめた研修冊子を会員様に送付しておりましたが、令和4年度から研修冊子は作成しないこととなりました。令和6年度の法定研修に関しましては、当会ホームページで情報提供しております。

また、当会ホームページでは関係機関からのお知らせなど、広く当会の事業に関する情報などを提供しております。

https://www.kyotocm.jp/informations/?cat=seminars

 

■研修のご案内■

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【企画研修】

◆事例研究について学ぼう!

〔1日目〕令和6年8月24日(土)10:00~16:00

会場:京都JAビル206会議室(京都市南区東九条西山王町1)

定員:30名(先着順)

受講料:会員4,400円(税込) 非会員7,700円(税込)

〔2日目〕令和6年9月6日(金)14:00~17:00

会場:ハートピア京都(京都市中京区竹屋町通烏丸東入清水町375)

受講料:会員3,300円(税込) 非会員6,600円(税込)

講師:福富 昌城 氏/花園大学 社会福祉学部社会福祉学科 教授

詳細・お申込みはこちら↓↓↓

https://www.kyotocm.jp/download/r06kikaku20240824/

 

◆「認知症基本法」地域共生社会の実現に向けて

日時:令和6年9月25日(水)14:00~16:00

開催方法:Web会議システムZoom

定員:90名(先着順)

受講料:会員2,200円(税込) 非会員4,400円(税込)

講師:鎌田 松代 氏/公益社団法人認知症の人と家族の会 代表理事

認知症施策推進関係者会議(国の認知症基本計画策定)委員

西京区在宅医療・介護連携支援センター

詳細・お申込みはこちら↓↓↓

https://www.kyotocm.jp/download/r06kikaku20240925/

 

【研究大会】

第11回京都府介護支援専門員研究大会の詳細が決定しました。申込受付を開始しましたので是非ご参加ください。

 

◆第11回京都府介護支援専門員研究大会 たずさわることから見えてくる「その人らしさと地域での暮らしを支えるケアマネジメント」

開催日時:令和6年10月19日(土)14:00~16:30

開催場所:ハートピア京都 3階 大会議室(京都市中京区清水町375)

定員:100名(定員になり次第締切)

参加費:会員3,300円(税込) 非会員6,600円(税込)

詳細・お申込みはこちら↓↓↓

https://www.kyotocm.jp/download/ckca_2024taikai/

 

■当会ホームページについて■

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研修情報やお知らせ、他団体様からの研修会・講演会などのご案内を掲載し随時更新しております。
https://www.kyotocm.jp/

 

■ひとこと■

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「少し補う」

少し前の出来事になりますが…。

勤務する事務所の前にツバメが巣を作りました。

1羽の雛が巣から落ちました。巣は我々の手の届かない高いところにあります。

手近な紙箱を使って即席の巣箱を作り、落ちた雛を入れておくと、結局親鳥がその雛にも餌を運ぶようになりました。

親鳥と雛のあいだに親子の情愛が存在するのかどうかはともかく、小さな自然の摂理を見た思いがします。

雛がかわいそうだからといって、あまりわたしたちが手を加えすぎてもいけないものなのだそうです。その後は、ほっときました。

数日後、巣だって行きました。

必要なところのみサポートして、あとはそっと見守る…。その塩梅がちょうどよかったという日常の一コマでした。

(理事 西村 聡)

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発行:公益社団法人 京都府介護支援専門員会・広報委員会

〒604-0874 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375

京都府立総合社会福祉会館(ハートピア京都)7階

TEL :075-254-3970

FAX :075-254-3971

MAIL:info@kyotocm.jp URL: https://www.kyotocm.jp/

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