202号 2023/08

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公益社団法人 京都府介護支援専門員会
★ メールマガジン ★
□■2023年8月25日配信 通算202号■□
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CONTENTS

_/_/_/ガソリン価格と介護保険料

_/_/_/委員会委員募集について

_/_/_/研修冊子について

_/_/_/研修のご案内

_/_/_/当会ホームページについて

_/_/_/当会Facebookページについて

_/_/_/ひとこと

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■ガソリン価格と介護保険料■

新型コロナウイルス感染症が5類となり初めて迎えた夏。学校が夏休みに入り、長期のお盆休みも重なって各地へ出かけられた方も多いのではないでしょうか。

そんな中、日用品の高騰と合わせて家計にダメージを与えているのがガソリン代だと思います。ガソリンの全国平均価格は8月20日現在でレギュラーガソリン179.1円となっており、一番安い都道府県は171.0円で和歌山県となっています。京都府はというと180.6円で47都道府県中33位と全国平均を上回る価格です。都心部が高くなっているのかと思って一番高い都道府県を見てみると、長野県が188.8円で一番高い状況です。その次が184.4円で高知県、次いで183.6円で大分県となっています。

生活に車が欠かせない地域やこれから冬場に灯油をよく使う地域にとっては死活問題だと思いますが、私たち介護支援専門員にとってこれから直面する課題が他にもあります。

団塊の世代の多くが75歳以上の後期高齢者になる2025年、そこから更に85歳以上となる2035年頃は介護サービスの需要が爆発的に増えるのではないかと言われています。需要が増えればその需要に対応するための人材確保の問題、併せて介護サービスの利用が増えれば財源となる介護保険料上昇の問題があります。

介護支援専門員に求められる社会資源の活用や開発、発掘といった部分は利用者にとってより効果的で有効な社会資源の利用を進める上でなくてならないものですが、介護保険料が導入される社会資源を開発していくと介護保険料増大に繋がっていくという側面も持っています。
現在令和6年の介護報酬改定に向けて、審議が進められており高所得者の介護保険料を調整しようとする話やサービス利用時の自己負担2割の対象者を増やすと言った話などがでてきており、これからの動向に注目する必要があります。

2割負担や3割負担になる方が増えれば負担割合については利用者へ説明することも必要となってきますが、介護支援専門員は単純に目に見えている事実だけを伝えるのではなく、これからの介護保険制度が辿っていくであろう未来や、負担割合が変更になっていく背景などについても考慮しながら説明責任を果たしていく力が求められるのではないでしょうか。

ガソリン価格が高騰していく中で、安くならないのかと考える私たちと同じように、介護保険制度を実際に利用される利用者も高騰していく介護保険料に対して少なからず「安くならないのか」と感じられるのではないでしょうか。

そう考えると、令和6年の介護報酬改定が更にその3年後、6年後を見据えて動き出していくかもしれないという点について、頭のどこか片隅に置いておきながら、保険制度全体を俯瞰してみていく必要もあるのではと感じます。

でもやっぱりガソリン価格は下がって欲しいと切に願います。

(広報委員長 中嶋 優)

 

■委員会委員募集について■

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当会では様々な委員会を設置し、公益社団法人としての活動を行っております。

今回その委員会の中で、委員を募集することになりました。今までよりも更に活動を活発に進めて行きたいと考えております。皆様のお力をぜひお貸しください。詳細は当会ホームページに掲載しております。

http://www.kyotocm.jp/?post_type=informations&p=33804&preview=true

 

■研修冊子について■

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例年、4月に年間の介護支援専門員更新研修や当会の企画研修などをまとめた研修冊子を会員様に送付しておりましたが、令和4年度から研修冊子は作成しないこととなりました。令和5年度の法定研修に関しましては、当会ホームページで情報提供しております。

また、当会ホームページでは関係機関からのお知らせなど、広く当会の事業に関する情報などを提供しております。
http://www.kyotocm.jp/informations/?cat=seminars

 

■研修のご案内■

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【研究大会】

第10回京都府介護支援専門員研究大会の詳細が決定しました。申込受付を開始しましたので是非ご参加ください。研究発表者も同時に募集しております。ぜひ、この機会に発表者としてご参加ください。みなさまのご参加をお待ちしております。

 

◆第10回京都府介護支援専門員研究大会 多様性のある社会、今ケアマネジャーの柔軟な発想の転換が求められる~すべての人の生きがい(生活)を支えるケアマネジメント 現場実践の創意工夫~

日時:令和5年10月28日(土)13:00~15:30

開催方法:Web会議システムZoom

定員:90名(定員になり次第締切)

参加費:会員2,200円(税込) 非会員4,400円(税込)

詳細・お申込みはこちら↓↓↓

http://www.kyotocm.jp/download/ckca_2023taikai/

 

■当会ホームページについて■

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研修情報やお知らせ、他団体様からの研修会・講演会などのご案内を掲載し随時更新しております。
新型コロナウイルスに関連した介護サービス事業所の対応方針等についてQ&Aなども掲載しております。
http://www.kyotocm.jp/

■当会Facebookページについて■
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皆様からの「いいね!」お待ちしております。
https://www.facebook.com/kyotocmkaito

■ひとこと■

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家族療法の「原家族と向き合う」ワークショップを受講した。ジェノグラムと家族造形法を組みあわせ、家族メンバーの感情や感覚を擬似体験した。私の価値観には、戦前の大家族と戦後の核家族が混在しており、それは文化的なものだと理解する貴重な機会となった。お盆で自身のルーツを振り返った方もあっただろう。

ケアマネジャーは、高齢者本人と家族を支援対象としている。私たちの実践は、内包する文化の響き合いだと感じている。

(常任理事 佐藤 弓子)

 

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発行:公益社団法人 京都府介護支援専門員会・広報委員会

〒604-0874 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375

京都府立総合社会福祉会館(ハートピア京都)7階

TEL :075-254-3970

FAX :075-254-3971

MAIL:info@kyotocm.jp URL: http://www.kyotocm.jp/

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