200号 2023/06

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公益社団法人 京都府介護支援専門員会
★ メールマガジン ★
□■2023年6月30日配信 通算200号■□
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CONTENTS

_/_/_/令和5年度定時総会ご報告

_/_/_/黒衣に徹する

_/_/_/委員会委員募集について

_/_/_/研修冊子について

_/_/_/研修のご案内

_/_/_/当会ホームページについて

_/_/_/当会Facebookページについて

_/_/_/ひとこと

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■令和5年度定時総会ご報告■

令和5年6月17日開催の定時総会にて、提案されたすべての議案が議決されました。

また、任期満了により次の役員が退任されます。

井上基氏(前会長)、小林啓治氏(前副会長)、北川靖氏(前副会長)、市原郁子氏(前理事)、北川裕之氏(前理事)、中吉克則氏(前理事)、北野太朗氏(前理事)、上原春男氏(前監事)です。

今後は山下宣和会長(前副会長)のもと新たな体制で当会がスタートいたします。

なお新体制での役員等はホームページにて掲載しておりますので、ご確認ください。

↓↓↓

http://www.kyotocm.jp/?post_type=informations&p=33875&preview=true

 

■黒衣に徹する■

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支援者は前面に出ないのが理想というお話です。

実はこれ、なかなか難しいです。

 

「脇に回って」「陰で支える」ことが意外に難しい。

支援者のアプローチによって、ご利用者にとって自然な流れで生活を立て直すことができていたり、ご利用者のできることが増えていたり、意欲が増していたりして、やがて目標を達成するというのが(なかなか現実そうはいかないにせよ)、ひとつの理想的な支援のあり方かな、と思います。この軽やかさが「支援」の身上です。

 

ところが実際は、ご利用者になにか突発的な「こと」が起こると、すわ一大事と目をむいて、力んで調整に動き出します。そのときの支援者は、そのときの空気を、きっとご利用者の家の中にも持ち込んでいると思うのです。顔に出ていると思います。

支援者のワンマンショーです。

 

その支援者の目には、支援という「役目」を果たそうとしている自分と、困っている状況にあるご利用者しか映っていません。

そんなとき、支援者は主役になっています。さしずめご利用者が相手役です。そして、その舞台は二人芝居です。ほかに舞台に立っている人が仮にいたとしても、支援者の目には「背景」としてしか映っていません。

支援者としてスポットライトを浴びて、やりがいを感じる瞬間かもしれません。

 

でも、理想をいえば支援者は目立たない方がいい。

 

「黒衣(くろご)に徹する」という言い方があります。

歌舞伎などで見かける「黒衣」という存在は、舞台にいても、さも何もしていないかのように、終始静かに舞台上に控えています。

でも実は、誰も気づかないうちに黒衣は驚くほど多くの作業を観客の眼前でこなしていて、あの人たちがいなければ役者は演技を続けることができなくなり、芝居の進行までもがストップしてしまいます。

目立たない「黒衣」は、目立つ役者以上に重要な役目を担っているのです。

 

サラリとしたさりげない支援は、正直なところなかなか疲れます。

サラリと…。軽く…。これは「支援」のひとつの極意でもあると思います。

(理事 西村 聡)

 

■委員会委員募集について■

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当会では様々な委員会を設置し、公益社団法人としての活動を行っております。

今回その委員会の中で、委員を募集することになりました。今までよりも更に活動を活発に進めて行きたいと考えております。皆様のお力をぜひお貸しください。詳細は当会ホームページに掲載しております。

http://www.kyotocm.jp/?post_type=informations&p=33804&preview=true

 

■研修冊子について■

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例年、4月に年間の介護支援専門員更新研修や当会の企画研修などをまとめた研修冊子を会員様に送付しておりましたが、令和4年度から研修冊子は作成しないこととなりました。令和5年度の法定研修に関しましては、当会ホームページで情報提供しております。

また、当会ホームページでは関係機関からのお知らせなど、広く当会の事業に関する情報などを提供しております。
http://www.kyotocm.jp/informations/?cat=seminars

 

■研修のご案内■

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【企画研修】

◆研究大会にむけて研究発表を学ぶ~日頃の実践を事例研究につなげる~

日時:1日目 令和5年7月22日(土)10:00~16:00

2日目 令和5年8月26日(土)14:00~17:00

場所:公益社団法人京都府介護支援専門員会研修センター

定員:30名(定員になり次第締切)

受講料:会員 7,700円(税込) 非会員 14,300円(税込)

講師:福富 昌城 氏/花園大学 社会福祉学部社会福祉学科 教授

詳細・お申込みはこちら↓↓↓

http://www.kyotocm.jp/download/kikaku050722-0826/

 

◆自主点検表をひもとく~運営基準の初心者向け講座~

日時:令和5年8月4日(月) 18:30~20:30

開催方法:Web会議システムZoom

定員:先着90名(定員になり次第締切)

受講料:[会員2,200円(税込)/非会員4,400円(税込)]

※なお令和4年度実務研修受講者の方は、研修申込と同時に入会いただける場合、無料となります。

講師:井上 基 氏/公益社団法人京都府介護支援専門員会 監事

 

詳細・お申込みはこちら↓↓↓

http://www.kyotocm.jp/download/member20230804/

 

■当会ホームページについて■

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研修情報やお知らせ、他団体様からの研修会・講演会などのご案内を掲載し随時更新しております。
新型コロナウイルスに関連した介護サービス事業所の対応方針等についてQ&Aなども掲載しております。
http://www.kyotocm.jp/

■当会Facebookページについて■
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皆様からの「いいね!」お待ちしております。
https://www.facebook.com/kyotocmkaito

■ひとこと■

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梅雨の季節になり暑い日やジメジメした日が続いていますが、会員の皆様はいかがお過ごしでしょうか。

気象庁のHPを確認すると、京都府の今年の梅雨は平年や昨年と比較しても早く、6月に入る前には梅雨入りとなっています。今年の梅雨明けは祇園祭の山鉾巡行(前祭)が終わった頃になりそうです。祇園祭は日本の三大祭りのひとつで、7月の1ヶ月間にわたり各種祭事が行われます。楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

これからますます暑い日が続くと思いますが、熱中症には十分にお気を付け下さい。

京都市の熱中症予防啓発チラシでは、「こえかけで熱中症予防!」となっています。

内容は、

こ:こまめな水分補給

え:エアコンを活用しよう

か:快適な環境づくり

け:健康管理をしっかりと、という内容になっています。

日々の業務でお忙しいとは思いますがご利用者に対しての「こえかけ」はもちろんであり、会員の皆様におかれましても熱中症対策をしながらどうぞご自愛ください。

(広報委員 河東 大樹)

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発行:公益社団法人 京都府介護支援専門員会・広報委員会

〒604-0874 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375

京都府立総合社会福祉会館(ハートピア京都)7階

TEL :075-254-3970

FAX :075-254-3971

MAIL:info@kyotocm.jp URL: http://www.kyotocm.jp/

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