192号 2022/12

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公益社団法人 京都府介護支援専門員会
★ メールマガジン ★
□■2022年12月23日配信 通算192号■□
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CONTENTS

_/_/_/~12月~

_/_/_/研修冊子について

_/_/_/研修のご案内

_/_/_/当会ホームページについて

_/_/_/当会Facebookページについて

_/_/_/ひとこと

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■~12月~■

介護保険の事業所では12月はいろいろな行事をされています。クリスマス会やイルミネーション見学、お正月飾りの制作やゆず湯に入る事もあるそうです。

12月と言えば一番のイベントはやっぱりクリスマスでしょう。クリスマス前にはリース作りなど、手作業も楽しみです。手作業が嫌だ、手が動かず作れないなど、アセスメント上も手作業が難しい利用者にはどう関わればいいでしょうか。楽しめない、出来ないのにさせようとするということから、行くのが嫌になるなど利用拒否に繋がる場合もあります。事業所で行われるクリスマス会では、サンタやトナカイの衣装に扮したスタッフとみんなでクリスマスソングを歌ったり、プレゼントを贈ったりと利用者をおもてなしされているようです。食事はクリスマスらしいチキンなど、デザートはクリスマスケーキなどごちそうが用意されます。クリスマス会当日を楽しく過ごせたことで、また利用継続に繋がっていくこともあります。モニタリングでしっかりとお話を聞かせていただくことも大切です。

毎年12月22日ごろが二十四節気のひとつ『冬至』ですが、冬至は一年で昼の時間が最も短くなる日で、古くからゆず湯に入るといった風習があります。ゆず湯に入ると一年間風邪をひかないと言われて、強い香りには邪気がおこらないという考えがあったそうで、ゆず湯に入って身を清めて、無病息災を祈ったことが始まりだそうです。ゆず湯には、血行を促進して冷え性を緩和する効果や、ビタミンCやクエン酸による美肌効果もあります。ただ、肌への刺激が強くピリピリしてしまう事があるようです。アセスメントではゆず湯に入れるか、肌が丈夫、刺激や日光などに弱いなど聞かれた事はあるでしょうか。褥瘡ができているかなどはもちろん確認しますが、入浴介助を受ける場合は確認が必要と考えられます。

12月の行事を通してもアセスメントを深める事ができます。日常生活の状況といった情報を収集し、要望をくみ取る事がアセスメントの基本ですので、楽しい行事も見方で良いアセスメントの機会になると思います。

(広報委員 橋本 かおり)

 

■研修冊子について■

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例年、4月に年間の介護支援専門員更新研修や当会の企画研修などをまとめた研修冊子を会員様に送付しておりましたが、今年度から研修冊子は作成しないこととなりました。

令和4年度の法定研修に関しましては、当会ホームページで情報提供しております。また、当会ホームページでは関係機関からのお知らせなど、広く当会の事業に関する情報などを提供しております。

http://www.kyotocm.jp/

 

■研修のご案内■

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【企画研修】

◆難病支援におけるケアマネジメントの視点~制度の理解・利用者の理解~

日時:令和5年1月23日(月)14:00~16:00

開催方法:Web会議システムZoom

定員:先着90名

受講料:会員 2,200円(税込) 非会員 4,400円(税込)

講師:京都府健康対策課職員  京都難病相談・支援センター相談員

詳細・お申込みはこちら↓↓↓

http://www.kyotocm.jp/download/kikaku040123/

 

◆スーパーバイジーの想いがわかる!スーパービジョン(基礎編)

日時: 令和5年2月13日(月)14:00~17:00

開催方法: Web会議システムZoom

定員:先着90名

受講料: 会員2,200円(税込) 非会員4,400円(税込)

講師:高木 はるみ 氏/公益社団法人京都府介護支援専門員会 常任理事

詳細・お申込みはこちら↓↓↓

http://www.kyotocm.jp/download/kikaku040213/

 

◆実践に活かせる!スーパービジョン(応用編)

日時: 令和5年3月9日(木)14:00~17:00

開催方法: Web会議システムZoom

定員:先着90名

受講料: 会員2,200円(税込) 非会員4,400円(税込)

講師:高木 はるみ 氏/公益社団法人京都府介護支援専門員会 常任理事

詳細・お申込みはこちら↓↓↓

http://www.kyotocm.jp/download/kikaku040309/

 

 

■当会ホームページについて■

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研修情報やお知らせ、他団体様からの研修会・講演会などのご案内を掲載し随時更新しております。
新型コロナウイルスに関連した介護サービス事業所の対応方針等についてQ&Aなども掲載しております。
http://www.kyotocm.jp/

■当会Facebookページについて■
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皆様からの「いいね!」お待ちしております。
https://www.facebook.com/kyotocmkaito

■ひとこと■

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気持ちに余裕がないとき、二つ三つ気になることがあると、ストレスが溜まります。

そんなとき、そのストレスをほぐす作業を誰しもしています。一服の煙草やお茶で、あるいは睡眠で、好きな音楽で、運動で、カチカチになった「気」の塊をほぐします。人間の知恵ですね。

介護支援専門員は、地域の方々が抱える諸課題について、「地域ケア会議」と呼ぶ場で話し合う役割を担っています。地域の課題をある意味、ほぐす作業です。いきなり解決策が出なくとも、絡み合って硬直した課題を分解し、整理し、見える化することで、一体どこにどんな課題が潜んでいるのかを解き明かすことはできます。

コツコツと積み上げる目立たない地道な取り組みです。

除夜の鐘の音が、百八つの煩悩とともにアタマの中の一年分の凝り固まった「気」を振り払ってくれると信じて、来年も心新たに「地域の課題」と向き合ってまいりましょう。

(理事 西村 聡)

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発行:公益社団法人 京都府介護支援専門員会・広報委員会

〒604-0874 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375

京都府立総合社会福祉会館(ハートピア京都)7階

TEL :075-254-3970

FAX :075-254-3971

MAIL:info@kyotocm.jp URL: http://www.kyotocm.jp/

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