105号 2017/12

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┏┏ ★ メールマガジン ★
┏ 2017/12 ★ 通算105号 ★
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□■2017年12月22日配信 通算105号□■
CONTENTS――――――――――――――――――――――――――
_/_/_/シリーズ 30年同時改定をうらなう(13)
_/_/_/年末所感
_/_/_/研修のご案内
_/_/_/平成30年度会費納入のご案内
_/_/_/当会ホームページについて
_/_/_/ひとこと
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■シリーズ 30年同時改定をうらなう(13)■
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平成30年の医療・介護同時改定に向けての動きが活発になってきま
した。最新の情報のなかから、ケアマネジメントに関わりが深いも
のを厳選し、メディカル・テン代表の宮坂佳紀氏に連載していただ
きます。

◆◆医療と介護のつなぎ目を高く評価、名実ともに入退院支援加算
に◆◆

12月18日の厚労・財務大臣折衝で政府は、18年度介護報酬改定
率をプラス0.54%で正式に決定した。国費ベースの投入額は140億
円弱になる見通し。介護サービス全体の収支差率を見ると、平成13
年度は7.8%で全産業の4.0%を上回っていたが、16年度は3.3%で
全産業の4.7%を下回った。15年度改定が2.27%減のマイナスだっ
たほか、給与費割合が上昇傾向にあることなどが影響しているとみ
られる。
12月13日、社会保障審議会・介護給付費分科会は、厚生労働省
が示した2018年度介護報酬改定に関する審議報告案(報告案)を了
承。居宅介護支援関連では以下の内容となっている。

(居宅介護支援関連)
① 医療と介護の連携の強化(★は予防サービスを含む)
ア 入院時における医療機関との連携促進
入院時における医療機関との連携を促進する観点から、以下の見直
しを行う。
ⅰ 居宅介護支援の提供の開始に当たり、利用者等に対して、入院時
に担当ケアマネジャーの氏名等を入院先医療機関に提供するよう依
頼することを義務づける。
ⅱ 入院時情報連携加算について、入院後3日以内の情報提供を新た
に評価するとともに、情報提供の方法による差は設けないこととす
る。
ⅲ より効果的な連携となるよう、入院時に医療機関が求める利用者
の情報を様式例として示すこととする。

イ 退院・退所後の在宅生活への移行に向けた医療機関等との連携促

退院・退所後の在宅生活への移行に向けた医療機関や介護保険施設
等との連携を促進する観点から、退院・退所加算を以下のとおり見
直す。
ⅰ 退院・退所時におけるケアプランの初回作成の手間を明確に評価
する。
ⅱ 医療機関等との連携回数に応じた評価とする。
ⅲ 加えて、医療機関等におけるカンファレンスに参加した場合を上
乗せで評価する。
また、退院・退所時にケアマネジャーが医療機関等から情報収集す
る際の聞き取り事項を整理した様式例について、退院・退所後に必
要な事柄を充実させる等、必要な見直しを行うこととする。

ウ 平時からの医療機関との連携促進
ⅰ 利用者が医療系サービスの利用を希望している場合等は、利用者
の同意を得て主治の医師等の意見を求めることとされているが、こ
の意見を求めた主治の医師等に対してケアプランを交付することを
義務づける。
ⅱ 訪問介護事業所等から伝達された利用者の口腔に関する問題や
服薬状況、モニタリング等の際にケアマネジャー自身が把握した利
用者の状態等について、ケアマネジャーから主治の医師等に必要な
情報伝達を行うことを義務づける。

エ 医療機関等との総合的な連携の促進
医療・介護連携をさらに強化するため、特定事業所加算において、
以下の全ての要件を満たす事業所を更に評価することとする。
(要件)
ⅰ 退院・退所加算を一定回数以上算定している事業所
ⅱ 末期の悪性腫瘍の利用者に係る頻回な利用者の状態変化等の把
握等に対する評価に係る加算を一定回数以上算定している事業所
ⅲ 特定事業所加算(Ⅰ~Ⅲ)のいずれかを算定している事業所
※ 平成31 年度から施行する。

② 末期の悪性腫瘍の利用者に対するケアマネジメント
ア ケアマネジメントプロセスの簡素化
著しい状態の変化を伴う末期の悪性腫瘍の利用者については、主治
の医師等の助言を得ることを前提として、サービス担当者会議の招
集を不要とすること等によりケアマネジメントプロセスを簡素化す
る。

イ 頻回な利用者の状態変化等の把握等に対する評価の創設
末期の悪性腫瘍の利用者又はその家族の同意を得た上で、主治の医
師等の助言を得つつ、ターミナル期に通常よりも頻回な訪問により
利用者の状態変化やサービス変更の必要性を把握するとともに、そ
こで把握した利用者の心身の状況等の情報を記録し、主治の医師等
医や居宅サービス事業者へ提供した場合を新たに評価する。

③ 質の高いケアマネジメントの推進
ア 管理者要件の見直し
居宅介護支援事業所における人材育成の取組を促進するため、主任
ケアマネジャーであることを管理者の要件とする。その際、一定の
経過措置期間を設けることとする。

イ 地域における人材育成を行う事業者に対する評価
特定事業所加算について、他法人が運営する居宅介護支援事業所へ
の支援を行う事業所など、地域のケアマネジメント機能を向上させ
る取組を評価することとする。

④ 公正中立なケアマネジメントの確保(★)
ア 契約時の説明等
利用者の意思に基づいた契約であることを確保するため、利用者や
その家族に対して、利用者はケアプランに位置付ける居宅サービス
事業所について、複数の事業所の紹介を求めることが可能であるこ
と等(当該事業所をケアプランに位置付けた理由を求めることが可
能であること)を説明することを義務づけ、これらに違反した場合
は報酬を減額する。
なお、例えば、集合住宅居住者において、特定の事業者のサービス
利用が入居条件とされ、利用者の意思、アセスメント等を勘案せず
に、利用者にとって適切なケアプランの作成が行われていない実態
があるとの指摘も踏まえ、利用者の意思に反して、集合住宅と同一
敷地内等の居宅サービス事業所のみをケアプランに位置付けること
は適切ではないことを明確化する。

イ 特定事業所集中減算の対象サービスの見直し
特定事業所集中減算について、請求事業所数の少ないサービスや、
主治の医師等の指示により利用するサービス提供事業所が決まる医
療系サービスは対象サービスから除外する。なお、福祉用具貸与に
ついては、事業所数にかかわらずサービスを集中させることも可能
であることから対象とし、具体的には、訪問介護、通所介護及び福
祉用具貸与を対象とすることとする。

⑤ 訪問回数の多い利用者への対応
ア 訪問回数の多いケアプランについては、利用者の自立支援・重度
化防止や地域資源の有効活用等の観点から、市町村が確認し、必要
に応じて是正を促していくことが適当であり、ケアマネジャーが、
統計的に見て通常のケアプランよりかけ離れた回数(※)の訪問介
護(生活援助中心型)を位置付ける場合には、市町村にケアプラン
を届け出ることとする。
(※)「全国平均利用回数+2標準偏差」を基準として平成30 年4
月に国が定め、6ヶ月の周知期間を設けて10 月から施行する。

イ 地域ケア会議の機能として、届け出られたケアプランの検証を位
置付け、市町村は地域ケア会議の開催等により、届け出られたケア
プランの検証を行うこととする。また市町村は、必要に応じ、ケア
マネジャーに対し、利用者の自立支援・重度化防止や地域資源の有
効活用等の観点から、サービス内容の是正を促す。

⑥ 障害福祉制度の相談支援専門員との密接な連携(★)
障害福祉サービスを利用してきた障害者が介護保険サービスを利用
する場合等における、ケアマネジャーと障害福祉制度の相談支援専
門員との密接な連携を促進するため、指定居宅介護事業者が特定相
談支援事業者との連携に努める必要がある旨を明確にする。

上記の記載(ウ 平時からの医療機関との連携促進)からみて理解
すべきことは「ケアマネジャーはかかりつけ医との橋渡し役として
の業務が拡大及び義務付け」されることである。
報告案のうち訪問介護では「訪問介護の所要時間については、実
際の提供時間ではなく、標準的な時間を基準としてケアプランが作
成される。一方で、標準時間と実際の提供時間が著しく乖離してい
る場合には、実際の提供時間に応じた時間にプランを見直すべきで
あることから、サービス提供責任者は、提供時間を記録するととも
に、著しくプラン上の標準時間と乖離している場合にはケアマネジ
ャーに連絡し、ケアマネジャーは必要に応じたプランの見直しをす
ることを明確化する」とされた。
通所介護などのサービスでは「栄養スクリーニングに関する加算」
が創設される。算定要件は「管理栄養士以外の介護職員等でも実施
可能な栄養スクリーニング(身長・体重、食事摂取量など)を行い、
介護支援専門員に栄養状態に係る情報を文書で共有した場合の評価
を創設する」とされ、ケアマネジャーに報告があがり、ケアプラン
などに反映する業務が増えることになる。
また訪問介護以外の福祉系訪問・通所サービスや介護老人福祉施
設の個別機能訓練や機能訓練員とのカンファレンスも評価される。
具体的には「訪問リハビリテーション、通所リハビリテーションを
実施事業所又はリハビリテーションを実施医療提供施設(原則とし
て許可病床数200 床未満のものに限る。)の理学療法士・作業療法
士・言語聴覚士・医師が利用者宅を訪問し身体状況等の評価(生活
機能アセスメント)を協働して行うこと」そのうえで個別機能訓練
計画やケアプランなどに反映させることも業務拡大に繋がるだろう。

◆◆2018年度診療報酬改定で入退院支援加算に改組――診療情報提
供料の算定要件も見直し◆◆

2018年度診療報酬改定では、入院医療機関の「退院支援加算」が
「入退院支援加算」に改組されることも決まった。居宅介護支援事
業所のケアマネジャー連絡先の情報を患者から受けることで、患者
の担当ケアマネジャーからは、ケアマネジャーとの入院時の情報提
供と退院時カンファレンスを併せて実施することが算定要件になり
そうだ。さらに、入退院支援加算の対象者見直し項目として、現行
の退院困難な要因に「家族から虐待をうけている患者や生活困窮患
者」「在宅サービス利用の再調整や検討が必要な状態」「施設からの
入院であり、施設での管理や療養場所の選択に支援が必要な状態」
が追加される論点も提示されている。
入院医療機関が算定可能な退院時共同指導料2「保険医等3者以
上共同指導加算」は介護保険関係者では「ケアマネジャー」のみが
算定要件となっていることを見直し、参加職種が追加される見通し。
具体的には「嚥下機能が低下した入院患者への退院時共同指導」の
必要性を鑑み、訪問管理栄養士を追加する案もでている。加えて退
院時に訪問看護ステーション向けに、退院サマリを文書で交付する
ことや、入院中の栄養管理に関する情報文書を主に管理栄養士が作
成し、転院先等に文書提供していることも、診療報酬で評価される。
具体的には退院支援が必要な患者で、関係機関と共同指導ができな
かった場合に限り、訪問看護ステーションや介護保険施設への診療
情報提供料(Ⅰ)が算定可能となりそうだ。
また、入院医療機関で介護支援連携指導料を算定できない場合、
退院前一定期間内に限り、居宅介護支援事業所向けに診療情報提供
料(Ⅰ)を算定できるという案もでている。加えて、在宅かかりつ
け医の算定要件について「末期の悪性腫瘍の在宅患者の状態の変化
に伴い適切なサービス提供を可能とする観点から、医療機関とケア
マネジャーとの間の情報共有・連携等を、在宅時医学総合管理料等
の要件としてはどうか」がかかげられている。
以上のことから在宅末期がん患者の情報や入院中の患者情報が、
入院医療機関などからケアマネジャーに報告され、ケアマネジャー
はこれらの情報をもとにケアプランに反映させることで業務拡大に
繋がる。
2018年度診療報酬・介護報酬同時改定は名実ともに「入退院支援
と医療と介護のつなぎ目を評価」した改定になる。一方で、ケアマ
ネジャーにとって「医療と介護の連携強化が居宅介護支援費の算定
要件」として厳格化されるだろう。

宮坂 佳紀(メディカル・テン代表/公益社団法人京都府介護支援専
門員会顧問)

■年末所感■
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地元の地域包括支援センター職員に誘われて今年の10月22日、
初めてRUN伴に参加した。RUN伴とは、「今まで認知症の人と
接点がなかった地域住民と、認知症の人や家族、医療福祉関係者
が一緒にタスキをつなぎ、日本全国を縦断するイベントです。認
知症の人との出会うきっかけがなかったがために、認知症の人へ
のマイナスイメージを持ってしまいがちな地域の人々も、喜びや
達成感を共有することを通じて、認知症の人も地域で伴に暮らす
大切な隣人であることを実感でき、そんなあらゆる人々の出会い
の場をデザインし、顔の見えるつながりを各地で生んでいます」
(公式ホームページより引用)。

以前からRUN伴に興味は持っていたが、都合が合わなかったり
一緒に走る人が見つからなかったことからホームページを眺める程
度に留まっていたが、地元のブロック委員会の場でも話題となり、
地域の高齢者施設が数カ所参加されていることを知ったのも後押し
となった。
残念ながら台風による風と大雨で走れなかったことに加え、選挙
で行政の方々が参加できなかったのだが、地域の方や当事者(利用
者)と一緒に何かをするということに対して、今春より障害者作業
所のスタッフ・利用者の方々と一緒にフットサルをしている時に何
かを感じ続けていた。我々ケアマネジャーは利用者と一緒にこれか
らを考え計画していく役目があり、その先の自己実現に向けて自立
支援する仕事である。しかし、それ以外の場面で利用者との繋がり
を持つ時間や機会を私はあまり持てていなかったように感じる。意
図的に一線を敷いた関係性を保つことでいわゆる「何でも屋」にな
らないためでもある。作業所スタッフの方は「フットサルは仕事の
一環です」とおっしゃっていたものの、そこには本人・家族の思い
を汲んで取り組まれている熱い志があり、何より一緒に楽しめてい
るところは見習いたいし羨ましく感じた。

そのようなことを漠然と思っていた時に、地域の病院が主催する
イベントでのパネル展示のお話がブロック委員会にあった。正確に
はRUN伴の前からそのお話はあったのだが、介護支援専門員会の
ブロック活動として、どのように「本会とブロック・介護支援専門
員を住民啓発するか」を描けていなかった。差し迫った11月のブロ
ック委員会でその検討を行っていた際に、一般の住民の方々、それ
も若い子育て世代の方々が多い中で、掲示物を見ただけで我々の話
しを聞いてもらえるのか不安であった。掲示内容が最重要であるが、
「立ち止まって話を聞いてもらうためには?」を考える内に、「寒い
時期なのでホットコーヒーを出せないか」「介護支援専門員会の紫ジ
ャンパーを着て目立とう」「介都くんグッズを作れないか」「もうい
っそヤキソバ売って活動費作ろう」等々、次第に盛り上がりをみせ
た。さすがに販売は趣旨から外れてしまうので主催者より却下であ
ったが、既製品や熱を通した飲食物を配布するのであれば了承を得
られた。先のブロック委員会にて、そういったイベント等でケーキ
やクッキー等を作ることを頼まれると喜ぶ利用者さんがいるとの話
があった。引き受けてもらえるか何を作ってもらえるかは体調次第
とのことであったが、思いきってお願いしてもらったところカップ
ケーキ100個を了解していただけた。

12月3日イベント当日。介護支援専門員会事務局より拝借した紫
スタッフジャンパーを着用し、介都くん推しの掲示板が出来上がる。
掲示物は介護支援専門員に関するQ&Aと、質問のみ書かれたものを
貼りスタッフが回答することで会話が生まれやすくした。配布物も
本会の「住民向けリーフレット」「介都くん絆創膏」に加えブロック
委員作成の「介都くんぬりえ」と利用者さんが作ってくれたカップ
ケーキ142個が届いた。前日にブロック委員も手伝いに行きラッピ
ングなどの作業を一緒に行ったと聞き、作業所スタッフのフットサ
ルと重なった。「一日がかりで大変やったけど利用者さん喜んではっ
た」と言った顔は笑顔であり、自分も行けばよかったと後悔する。
焦げ目なくしっとり焼きあがったカップケーキを一つ戴いたが、人
から頼まれるほどのさすがの腕前に感心する美味しさだった。

今年できたこと、できなかったこと、初めて経験したこと、失敗
したこと、気付いたこと、沢山あった一年が終わるが、また、ちゃ
んと新しい一年がやってくる。ここで一区切りをつけ、今の予定に
追われる生活から、予定に向かって突き進めるよう自己管理と研鑽
に努めたい。
年の瀬、筆者同様に会員のみなさまもご多忙のことと思いますが、
ご健康にはくれぐれもお気を付けください。来年もまた、メールマ
ガジンをよろしくお願いいたします。

(理事 村上 晶之)

■研修のご案内■
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◎【企画研修】ケアプラン点検~事例検討を通して学ぶ~
日 時:平成30年1月29日(月)10:30~16:30
場 所:ハートピア京都 3階大会議室(京都市中京区清水町375)
講 師:川添 チエミ 氏(公益社団法人京都府介護支援専門員会常任
理事/一般財団法人仁風会 嵯峨野病院居宅介護支援事業所)
★事例検討を通してより良いケアプランにつなげるための方法を演
習で学びます。経験年数に関係なくケアプラン作成のコツや新たな
気づきが得られる内容です。
詳細はこちら↓↓↓
http://www.kyotocm.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/11/kikaku09_300129.pdf

◎【企画研修】今どきの病院・病棟機能~なくてはならない連携~
日 時:平成30年2月16日(金)14:00~16:30
場 所:ハートピア京都 4階第4・5会議室(京都市中京区清水町375)
講 師:甲田 由美子 氏(京都民医連中央病院患者総合サポートセン
ター)
★急性期病院・慢性期病院等の病院・病棟機能を理解し、目前に迫
った医療・介護報酬同時改定に対し、介護支援専門員としてどのよ
うに病院と連携を図っていくかを学びます。
詳細はこちら↓↓↓
http://www.kyotocm.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/12/kikaku10_300216.pdf

◎【企画研修】施設ケアマネの相談援助技術の基本~その人らしい
ケアプランのために~
日 時:平成30年3月14日(水)14:00~16:30
場 所:ハートピア京都 4階第4・5会議室(京都市中京区清水町375)
講 師:稲松 真人 氏(兵庫県対人援助研究所主宰)
★在宅生活を継続する目的で効果的に施設サービスを利用するとい
う視点から施設と在宅をつなぐ「その人らしい」ケアプラン作成が
出来るよう相談援助技術の基本を学びます。
詳細はこちら↓↓↓
http://www.kyotocm.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/12/kikaku11_300314.pdf

◎【企画研修】ケアマネジャーとして知っておきたい平成30年度報
酬改定を概説する(仮題)
日 時:平成30年4月20日(金)18:30 ~ 20:30
場 所:ハートピア京都 3階大会議室(京都市中京区清水町375)
講 師:宮坂 佳紀 氏(メディカルテン代表/公益社団法人京都府介
護支援専門員会顧問)
★介護報酬はもちろん、診療報酬においてケアマネジャーと関連す
る変更点もピックアップして解説します。両方の制度の仕組みと連
動を理解する貴重な機会です。
詳細は後日ホームページに掲載いたします。

◎一般社団法人日本介護支援専門員協会第17回近畿ブロック研究大
会in滋賀
大会日時:平成30年3月17日(土)・18日(日)
会場:滋賀県立文化産業交流会館米原公民館
テーマ:暮らし・人・地域をつなぐケアマネジメント~多職種連携
の視点から介護支援専門員の役割を考える~
※申込書ダウンロード及び詳細については大会ホームページをご覧
ください。(WEBからもお申し込み可能です)
大会ホームページ↓↓↓
https://conv.toptour.co.jp/shop/evt/shiga-caremanet2018/

■平成30年度会費納入のご案内■
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年明けに、ケアマネ・ポート56号がみなさまのお手元に届きます。
◆会費納入のご案内【口座振替】が同封されていた方へ
平成30年2月27日(火)にご指定の金融機関より引き落としさせてい
ただきます。同封の「会費納入のご案内」【口座振替】で金額をご確
認のうえ、振替日の前日までにご指定の口座にご準備いただきます
ようお願いいたします。

◆会費納入のご案内【振込】が同封されていた方へ
平成29年11月30日現在、「預金口座振替依頼書」のご提出がありませ
んでした。「会費納入のご案内」【振込】をご確認のうえ、平成30年3
月15日(木)までにお振込みいただきますようお願いいたします。

■当会ホームページについて■
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研修情報やお知らせ、他団体様からの研修会・講演会などのご案内
を掲載し随時更新しております。

■ひとこと■
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山城圏域の医療施設・介護施設に従事・在籍するさまざまな職種が
有機的につながることを目的とした「やまきたのつどい」という場
がある。2か月に一回、夜に集まり、テーマに沿って座学とグルー
プワークを展開している。先日開催された第11回やまきたのつどい
のテーマは、「病院・施設・在宅における自立支援に向けたリハビリ
テーション~リハビリテーションはセラピストによる機能訓練だけ
じゃない~」。事務局本部による座学のあと、グループに分かれての
意見交換では、“リハビリテーション≠機能訓練、といっても、現場
で起こるギャップ”の具体例を職種ごとに紹介。本人の意欲が低い、
家族の期待値が高い、医師の関心・期待が低い合など、“職種や職場
はちがっても、何かと何かの間で板挟みとなり、それでもそのギャ
ップを少しずつ埋めていくプロセスが、まさにリハビリテーション
なんだろうなぁ”と感じた。でも、現実はなかなか難しい。そんな
私の心を見通したかのようにグループで同席させていただいたOT
の方が「作業療法士には“できることからやりましょう”という格
言が昔からある。できないところの改善から入るのではなく、でき
ることから始める」と教えてくださった。人と出会い、言葉と出会
えた素敵な夜に感謝。

(理事 北野 太朗)

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公益社団法人 京都府介護支援専門員会・広報委員会
〒604-0874
京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
京都府立総合社会福祉会館(ハートピア京都)7階
TEL :075-254-3970
FAX :075-254-3971
MAIL:info@kyotocm.jp URL:http://www.kyotocm.jp/
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